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2017-08-14
7月15〜21日、スペイン・バルセロナで第7回World Congress of Pediatric Cardiology & Cardiac Surgery(世界小児循環器学会)が開催されました。
◇ポスター
須田憲治教授、前野泰樹准教授、籠手田雄介助教、鍵山慶之助教
7月15日、pre-congressで一日勉強漬け。7月16日から学術集会が始まり、勉強および研究発表を行ってきました。この学会は4年に1回のみの開催で、世界中の小児循環器医と小児心臓外科医が集まり、この4年のトピックスが集結したシンポジウムやレクチャーが目白押しです。またこの分野での大御所的著名な医師が集結するため、直接話を聞ける機会を持てるのも魅力です。さらに、留学中の上司や友人・知人との再会も大きな楽しみの一つです。
ここで驚かされたのが鍵山慶之助教の英語力でした。学会場でも私たちが話している知人などに積極的に英語で話しかけ、全く普通に楽しく会話をしていました。本当に驚かされました。
もう一つ学会の楽しみはもちろん観光。学会開催中に観光とは、との考えもあるかと思いますが、その国の文化を学ぶのは、医学者として一つの重要な勉強でもあります。バルセロナ周辺の歴史的街モンセラートに半日使って行きましたが、一生記憶に残る財産となりました。そして学会終了後の夕方に皆で行ったのが、建築開始からすでに90年以上経過しているサグラダファミリア。外観ももちろん見事ですが、聖堂の中は、凡人には全く一片の想像すら及ばなかった芸術的装飾で、ただただ感動しっぱなしでした。2026年に完成予定、とのことでしたので、その時はまた訪れたいと思います。
今回も多くの意味で深い収穫のあった国際学会出席でした。