HOME / NEWS 新着情報 / 神経グループ 八戸由佳子先生に聞きました。
2020-06-30
1. 専門グループは何ですか?
神経グループです。
2. そのグループに入ったきっかけは?
ゆっくりと時間をかけて患者さんやご家族に寄り添い一緒に成長を見守っていけることや、
問診や診察から病態や病巣を考え、診断を導き出すプロセスに魅力を感じました。
3. どのようなお仕事をしていますか?(外来+病棟)
基本的には入院での診断が確定していないお子さんの精査や、けいれんや意識障害などの緊急入院、
かかりつけのお子さんの定期検査を担当します。週に2回神経外来も担当しています。
また、小児科学会や小児神経学会、神経地方会、国際学会などで発表したり、論文執筆や臨床研究なども行っています。
4. どんな疾患を診ていますか?
小児の中枢神経・末梢神経・筋の先天的および後天的異常が対象です。
頻度が高いcommon diseaseから稀少疾患までとても幅広く診ています。
な疾患は、神経発達症(発達障害)、てんかん、West症候群、けいれん重積状態や脳炎脳症など救急疾患、
脊髄性筋萎縮症、染色体異常、遺伝子異常、神経筋疾患、末梢神経障害、神経変性疾患、代謝性疾患、
脳血管障害、頭部外傷・脳腫瘍術後後遺症、重症心身障害児の日常管理と急性増悪時、
知的発達障害や運動発達遅滞、Rett症候群などです。
5. 久留米大学小児科のアピールポイント何ですか?
人がたくさんいるところです。専門性が高く、各グループの先生にいつでもご相談できることや、
悩んだ時にいろんな人に相談できます。また、それぞれの立場やモチベーションに合わせた働き方ができる医局だと思います。