HOME / NEWS 新着情報 / 循環器グループ 井上忠先生に聞きました。
2020-06-16
1. 専門グループは何ですか?
循環器グループです。
2. そのグループに入ったきっかけは?
① 診療にやりがいがある
② 将来がある
③ 一緒に仕事をしていく人のキャラクターが良い
専門性が高く、頭と手の両方を動かす診療領域。大体のことはできるようになります。
また、自分たちだけでは医療が完結しない場面もありますが、
皆(心臓血管外科、麻酔科、新生児科、臨床工学師、ICUスタッフなどなど)で専門性を出し合って
一人の患者さんの治療を無事終えて退院に持って行ける時、
大きな達成感がありそうだなと端から見て思っていてその中で診療を行いたいと思いました。
先天性心疾患の患者の出生率は1-1.5%とされ、その出生数は年間1万人程度。
その患者さんの治療はもちろん今後も必要です。
治療法・管理法がまだ確立していない疾患や、発症の原因解明についてもまだまだ分かっていないところはあり、
それらがわかることでまた大きく発展する領域だと思っています。
須田憲治教授を中心に大学在籍の循環器グループのスタッフ、聖マリア病院を初め、
関連病院に出向している小児循環器のスタッフ、その他、開業されているOBの先生方は、
患者さんに対する診療態度だけでなく、様々な面で尊敬できる点が多く、一緒に仕事したいと感じたからです。
3. どのようなお仕事をしていますか?(外来+病棟)
入院患者(循環器疾患)の退院までのマネージメント
・ カテーテルの計画、必要な患者のエコー検査、術後管理を、上級スタッフに相談しながら、
また、主治医チームと連絡取り合いながら行う。
・ 外来ではエコー検査
4. どんな疾患を診ていますか?
循環器疾患
・ 先天性心疾患:動脈管開存症、心房中隔欠損症、心室中核欠損症、房室中核欠損症、
ファロー四徴症、両大血管右室起始症、大動脈縮窄症、重症肺動脈弁狭窄症、総動脈幹症、修正大血管転位症、単心室など
・ 川崎病(おもに初回治療不応例や冠動脈形成症例)
・ 他グループからの中心静脈確保依頼など
5. 久留米大学小児科のアピールポイント何ですか?
様々なモデルケースとなる医師が在籍しています。
病院見学が可能となり次第、是非見学に起こし下さい。