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INTERVIEW 先輩紹介

-育休から復帰されたばかりとお聞きしました、どのような毎日をお過ごしですか?

1年前に出産し、現在1歳の娘がいます。毎朝、保育園へ送ってから大学へ出勤しています。4月から大学の周産期センターで働いていますが、当直は出来ないので日勤のみでやれることをさせて頂いています。今年から自分の専門として新生児の勉強を始めたので、知識はもちろん手技もこれからどんどん上を目指したい気持ちはあります。先輩のママさんドクターもいらっしゃるので、その先生を目標にもしています。また、自分のモチベーションを保つために少しではありますが、主治医や新生児外来もさせて頂いています。

-先生は、学生時代から小児科志望だったのでしょうか?

私は小児科医に憧れて医学部を受験しました。医学生になっても小児科に対しての気持ちは変わりませんでした。研修医の時に少し気持ちの変化はありましたが、最終的にはやっぱり小児科を選びました。小児科に入局してから数年はいくつかの病院で研修させて頂いて、多くの専門分野の疾患を経験しましたがこれから先は新生児を専門にしたいと思って今に至ります。

-女性医師に向けて、後期研修先を選ぶ際のアドバイスをお願いします。

2年間の初期研修が終了し、さてこれから入局をどこにしようかと考えた時、将来自分が出産した後のことを考える人もいると思います。その時に出産後も働きやすい環境を望むのは当然のことです。子供が1歳ということもあり、急に熱が出て仕事を休まなければならないという状況が時々あります。そんな時でも今の職場では、上司の先生方の理解のお蔭で子供を優先させて頂いています。これから入局を考えている方は、もし出産したらどのように働きたいか、という自分なりのプランがあればそれが叶えられる場所を選ぶべきだと思います。私は入局時に久留米大学小児科は医局全体で「女性医師をバックアップしたい」「ママさんドクターに活躍してほしい」という姿勢を打ち出していることは知っていましたので、心配ないと思いました。

-小児科を目指している女性医師や学生に向けて、コメントをお願いします。

小児科は患者さんとその家族、なかでもお母さんとのコミュニケーションが大事になります。いま、自分が母になり現場に戻った時、自分が出産後に悩んでいたことと同じ悩みを抱えているお母さんたちがいることが分かりました。そんな時に自分の少ない経験からでもお話できることでお母さんたちは安心されたり笑顔が出たりします。その積み重ねが自分の糧になっているのだと感じています。 育休の間は現場から離れてしまい、自分は何も出来なくなっていくのではないかと焦りがありました。でも、育児をしながらではやれることに限界があります。育児と仕事の両立は決して楽ではありませんが、今の自分にできる範囲のことを少しずつやっていけば、1年後には今よりは成長できていると思います。そして私の場合は仕事があるから育児も楽しく感じています。ママさんドクター活躍の久留米大学小児科の門を是非叩いて下さい。

MAMA 松尾陽子先生

CLINICAL 臨床と外来

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