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KIOSK キオスク

久留米大学小児科では、専攻医の皆さんから評価の高い、独自の研修カリキュラムがあります。
北部九州で特に人気のある関連病院で、救急医療、プライマリ・ケアを中心に研修します。
関連病院の頭文字をとってKIOSK(キオスク)プログラムと呼んでいます。
新入医局員には、教室で作成した専攻医のための「目標プログラム・ノート」を配布し、どの病院で研修を受けても、偏りのない一定の研修レベルに達することを大きな目標としています。プライマリー・救急研修の真の実力を身につけたい専攻医にとっては非常に優れたプログラムです。これらの教育施設で研修すれば、どんな重症の患者がきてもたじろぐことなく対応できる能力が養われます。どこへ行っても通用する、いわゆる「独り立ち」ができます。
KIOSK以外の関連病院も、それぞれ魅力ある教育プログラムが充実しています。
関連病院の特徴は、KIOSKもしくは関連病院をご覧ください。

  • 久留米大学(K)
  • 豊富な指導医、13の専門診療グループ
    海外留学を経験した指導医が多く、グローバルな視点で教育を受けることができる。小児科外来に総合診療部を設置、新たに小児救急も発足。高度先進医療や先端研究を経験することができる。
    http://www.ped-kurume.com/

    久留米大学医療センターでも研修を受けることが可能。
    http://iryo.kurume-u.ac.jp/
  • 飯塚病院 (麻生飯塚病院)(I)
  • 総合診療による研修制度を全国に先駆けて導入、海外との交流も活発に行い充実した研修制度を確立している。長年にわたって、地域医療を担う医師の育成に取り組み、高い評価を受けている。近年、開業小児科医師が夜間救急を支えて、研修医を指導する“地域連携ささえあい医療”で注目を集めている。地域周産期母子医療センターも開設され、新生児の研修も可能。プライマリ・ケア、小児救急を経験することができる。

    http://aih-net.com/
  • 大分こども病院(O)
  • 大分医療圏の1次2次小児医療の大きな一端を担うこども病院。院長の方針に則り24時間体制の小児救急医療と小児のトータルケアをめざしている。小児救急の他にも、予防接種外来、乳児検診、病児保育を小児科医としての重要な役割と位置づけ、外来小児科学をはじめとした実践的な小児医療の研修を行っている。

    http://www.oita-kodomo.jp/
  • 聖マリア病院(S)
  • 小児の救急、プライマリ・ケア、および新生児の医療でも全国に知られている。豊富な症例数が経験でき、脳炎後の脳低温療法など小児の全身管理を学ぶ事ができる。
    小児循環器も、九州で最も多いカテーテルインターベンション数をこなす。当病院を中心とした筑後エリアの広域小児救急は、患者さんを待たせる時間も短く、高い評価を受けている。プライマリ・ケアから小児救急、周産期医療を包括的に経験することができる。

    http://www.st-mary-med.or.jp/
  • 北九州市立八幡病院(K)
  • 小児救急センターを設置し、24時間、365日開設している。小児内科疾患から事故外傷を含めた外科疾患、脳外科疾患まで小児科医が主治医で担当、プライマリ・ケアの研修も充実。年間4万6千人の子どもが外来を受診。1日80人以上の子どもが常に入院し豊富な症例数の経験可能。小児救急のメッカとして全国的に注目されている。プライマリ・ケア、さらには外傷までみる小児救急を経験できる数少ない施設である。

    http://www.yahatahp.jp/

MESSAGE 中川先生挨拶

-なぜ小児科に?

初期研修で小児科をローテートした際、良くなろうとがんばるお子さんとその家族の力になりたいと思い、小児科医になることを決めました。

-学生時代は、久留米大学をどう思っていましたか?

部活の交流戦などで学生と会う程度で、あまり知りませんでしたし、実際に医師として働き始めるまで出身大学以外の大学医局をあまり意識して見ていませんでした。
初期研修で勤務した病院の小児科が久留米大学小児科関連だったこともあり、そこで初めて久留米大学小児科の先生からお話を聞く機会を得ました。

-なぜ久留米大学小児科の後期研修を選択しましたか?

小児集中治療に興味があったのですが、後期研修ではプライマリーを診る力をつけたいと思っていました。また、ちょうど新専門医制度の移行時期でもあったため、施設選択は大変悩みました。
久留米大学小児科後期研修は、3次医療機関である大学病院で研修1年目を行います。大学には13の専門グループが揃っており、疾患の幅広さはもちろんですが、様々な専門医の視点から症候を診る環境で研修を行うことができます。後期研修2年目以降は関連病院で研修を行い、プライマリーから2次救急まで地域に寄り添う小児科診療を行います。
初期研修中に見学に来た際にこの研修システムを知り、自分の考えていた研修内容と合っていたことと、多数の専門グループが一施設内にあるという大学の特色に惹かれ、久留米大学小児科での後期研修を選択しました。

-入局して4年目ですが、この3年間を振り返ってみてどうでしたか。

本当にあっという間でした。
初期研修が終わって専門に進んでから、初期研修医の頃はあまり感じていなかったプレッシャーをすごく感じました。担当した子達との楽しい思い出もたくさんありますが、どうしてあの時・・・というような思いが込み上げてくる場面もたくさんあります。でも、どんな時も優しく時に厳しく指導・助言をくれる上級医や、一緒に切磋琢磨できる同期・後輩、そして何よりいつでも頑張っている子ども達やその家族の存在が、いつも自分を励ましてくれたおかげで、この3年間色々なことを乗り越えて来た気がします。
乗り越えたと言っても、まだまだ学ぶべきことがたくさんありますし、3年前よりも課題が増えたような気すらしますが、これからも一つずつ丁寧にやっていきたいと思います。

-後輩へメッセージをお願いします。

最近は専攻医制度も変動してきており、初期研修医の先生方が次の進路について非常に悩まれている姿を度々見かけます。初期研修施設を選ぶよりも、専攻医施設選びはその後の進路も見通しつつ・・・になるから、当然悩みますよね。
もし小児科専門医に進むことを決めたなら、ぜひ一度久留米大学小児科に見学に来てほしいです。
ホームページの情報も充実していますが、でもやっぱり一度実際に見て、久留米大学小児科の雰囲気を感じてもらうのが一番なのかな、と思います。そして聞きたいことがあれば、何でも聞いてください。
たくさん悩んだ上で選んでもらえたなら、先生と一緒に働けるのを楽しみにしています!

TRANING 島 さほ

SENIOR 聖マリア病院

前野泰樹(診療部長) / 久留米大学 1988年卒業

久留米大学病院の周産期センターと連携して、筑後地域の周産期医療を担っており、特に院外出生後に状態が悪化した児の搬送は、聖マリア病院が主に担当しています。入院数は460名、院外出生が209名、自院救急車搬送入が92人(2017年)。また、出生より生後1ヶ月以内の新生児の外来診療を行っています。
聖マリア病院では、研修医が担当医として責任を持って受け持ち患者の診療を行います。毎朝夕回診でプレゼンテーションを行い常に確認は受けますが、呼吸器や循環管理などを含めて治療方針を主体的に決定していきます。気管挿管やルート確保、心臓超音波検査などの手技も完全に自立できるレベルを習得します。また家族への説明や退院計画など責任持って進めることで、小児科として必須の家族サポートや社会資源の活用を学びます。
聖マリア病院では小児科との連携が深いのも特徴です。毎週行われる小児科の各種勉強会に参加することで、新生児科研修期間も継続して小児科の最新知識を学習できます。
一方、大学とは独立した私立の病院という特性から、働き方改革への対応も敏感です。緊急の重症児入院時や多数の受け持ち患者担当などでの忙しさはもちろんありますが、週休や当直明けの休養などの休みは病院として義務化されており、オンオフのメリハリが効いた研修ができます。小児科と連携した各種レクリエーションもあり、全力で研修に取り組むことができます。

KIOSK キオスク 久野 正

海野光昭 / 藤田保健衛生大学 2004年卒業

聖マリア病院新生児センターは、筑後地域の周産期医療の中核病院として機能しています。2km北には久留米大学病院の総合周産期母子医療センターがありますが、お互い役割の違いを理解しながらうまく共存を図っております。
当センターの特徴としては新生児搬送専用の救急車を配備しており、大学病院には無い機動力・俊敏性を生かし、主に院外出生児で新生児専門治療が必要な児の受け入れを行っています。特に、新生児仮死や重度の呼吸障害など地域産科で出生した赤ちゃんの危急事態に於いては即座に対応できるような体制を敷いています。
当センターは現在、スタッフとレジデント含めて5名でNICU21床、GCU18床と全国でも有数の病床数に対応しています。筑後地域の新生児救急のカナメではありますが、どうしても久留米大学小児科医局からの派遣医師数は限られてきます。そこで、筑後地域で生まれる赤ちゃんのセーフティネットとしての役割をしっかりと保つためにも、精神論に頼るのではなく、働くスタッフの労働環境を少しでも守るための病院独自で様々な施策を開発しているのも特徴の一つです。
最近精力的に取り組んでいることでは、積極的にICTの導入を進めており、双方向ビデオ通話アプリを用いた搬送前スクリーニングやリアルタイム蘇生処置支援、さらには在宅テレワーク作業の導入などの構想も進めております。最近の情報通信技術の進化は日進月歩であり、コンサバティブな世代より柔軟な発想を持ち、物心ついた時には携帯情報端末が手元にあった若手に活躍の場を提供できるセンターであると自負しております。

KIOSK キオスク

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