2015-04-13
3月28-31日、米国・ソルトレイクシティにて、SIMD 2015(Society for Inherited Metabolic Disorders 2015)が開催されました。
招待口演
八ツ賀秀一助教
「GDF-15 is a novel biomrker for mitochondrial disorders」
2014年11月に開催された日本先天代謝異常学会で、最優秀演題に選ばれたことで、米国の先天代謝異常学会から招待口演ということで発表する機会を頂きました。日本先天代謝異常学会の最優秀演題が、米国SIMDで発表するという若手優秀演題の交換発表制度の第一号として頑張ってきました!
米国・ソルトレイクシティは、日中の気温が25度と暖かく、今年初の満開の桜を見ることができました!ユタ州民の70%がモルモン教の影響でしょうか、他の米国の都市とは少し違う印象を受けました。といっても、米国は4回しか訪問したことがありませんので、直感でしかありません。
発表内容は、昨年の学会等で発表したものに、新たにミトコンドリア病の重症度と相関するデータを加えました。GDF-15を新たなミトコンドリア病のバイオマーカーとして、さらに洗練すべく現在も研究中です。今後の成果に期待して頂きたいと思います。