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2019-09-27
新生児グループの前野泰樹准教授(現 聖マリア病院新生児科部長)が
Corresponding authorとして報告した論文
『Antenatal Therapy for Fetal Supraventricular Tachyarrhythmias: Multicenter Trial』
がJournal of the American College of Cardiology(IF=16.834)に掲載されています。
世界で初めて、胎児頻脈性不整脈に対する前方視的多施設共同臨床試験を国立成育医療研究センターなど15施設で行い、
母親に抗不整脈薬を投与するプロトコールによる胎内治療の有効性および安全性を評価しました。
約90%の胎児頻脈性不整脈が消失し、プロトコール治療の高い有効性が確認できました。
抗不整脈薬を用いた胎内治療の有効性および安全性を示すだけではなく、
今後、世界中で安全に胎内治療を行っていく体制整備の促進に大きく貢献する研究となりました。
2019-09-24
宮崎市で第19回日本内分泌学会九州支部学術集会が開催されました。
■口演
古賀木綿子 先生 『成長ホルモン注射により局所の脂肪萎縮を来した2男児例』
2019-09-20
久留米大学小児科学教室同門である吉永陽一郎先生が会頭、長井健祐先生が事務局長を務めた
第29回日本外来小児科学会年次集会が福岡で開催されました。
同門の結束と盛り上げを強く感じる会でした。
教育講演も当科より4つありました。
山下裕史朗 主任教授 『外来での発達障害児と家族の支援』
永光信一郎 准教授 『思春期の親子のかかりつけ医制度を目指して』
後藤憲志 講師 『小児渡航外来のススメ』
長田陽一 先生 『少数派の子どもの発達支援~15分間の外来で希望をもたせる戦略を考える~』
2019-09-17
消化器グループの小西健一郎助教が筆頭著者の論文
『Clinical Features, Molecular Genetics, and Long-Term Outcome in
Congenital Chloride Diarrhea: A Nationwide Study in Japan』
がJournal of Pediatrics(IF=3.739)にオンライン掲載されました。
先天性クロール下痢症の臨床・遺伝子像と長期予後に関して、東アジアから初めてとなる
全国規模での調査結果を報告しました。
2019-09-13
1型糖尿病サマーキャンプ(通称;ブルースカイ)が海の中道海浜公園で開催されました。
このキャンプは、糖尿病患者さんに対する療養指導の場、
また患者さん自身が同じ疾患の仲間と出会い語らう場及び社会生活に必要な能力を獲得する場として
世界各地で催されるイベントです。
ブルースカイは今年で32回目の開催を迎え、参加者は25名。
高校生のお兄さん、お姉さんから最年少は5歳の保育園児まで幅広い年齢の子供たちが参加してくれました。
普段会えない仲間とたくさんのスタッフとともに過ごした4泊5日。
たくましく成長した横顔を見せてくれるようになった子供達の健やかな成長を
小児科外来で支えていこうと改めて思う夏の日でした。
2019-09-10
第15回くるめサマートリートメントプログラム(STP)が、久留米特別支援学校で実施されました。
ADHDのある10名の小2~4年生が参加、猛暑と台風にも負けずにプログラムを無事終えました。
わが国で、医療、心理、教育の専門家と各領域の学生が協働する包括的治療プログラムは珍しく、
全国的にも注目を浴びています。
2019-09-06
消化器グループの高木祐吾先生が筆頭著者の論文
『Laboratory values in Japanese children with newly diagnosed inflammatory bowel disease』
がPediatrics International(IF=0.939)に掲載されました。
炎症性腸疾患の診断時血液検査値に関して検討し報告しました。