HOME / NEWS 新着情報
2019-06-28
永光信一郎准教授が、AMED成育疾患克服事業BIRTHDAYで実施する
「思春期健診とモバイルテクノロジーによる思春期ヘルスプロモーション介入研究」の、
ボランティア応募が始まりました。
事業のキャッチコピーは、『君を知ってる?』。
思春期健診と思春期アプリで、人に相談することの大切さと、
自分自身のセルフモニタリングを学ぶことができます。
米国では21歳まで、プライマリケアクリニックで、思春期健診が実施されています。
中学1年生から、高校3年生まで応募することができます。
詳しくは、https://amed-teen.com/ を見て下さい!
2019-06-25
福岡市で第18回九州川崎病研究会が行われ、大学からは須田憲治准教授、籠手田雄介助教、高瀬隆太助教、
大分こども病院から岸本先生、北九州市立八幡病院からは井手先生が参加しました。
■座長:須田憲治 教授
■演者
岸本慎太郎 先生 『主要症状が発熱のみで診断に苦慮した乳児不全型川崎病の1例』
乳児で発熱のみで川崎病症状なく冠動脈瘤をきたしたまれな症例を報告しました。
井手水紀 先生 『短期間に2度川崎病に罹患し、いずれも溶連菌に先行感染していたと考えられる1例』
川崎病に伴う急性脳症や免疫グロブリン療法後の重症薬疹の症例など、非常に勉強になる研究会でした。
来年は鹿児島で行われます。若い先生にも是非参加してもらいたいと思います。
2019-06-21
1. 専門グループは何ですか?
神経グループです。
2. そのグループに入ったきっかけは?
詳細な問診と丁寧な診察から、病態や病巣,、診断を導き出すプロセスに魅力を感じました。
患者さんたちとの関わりが多い点も魅力の一つです。
3. どのようなお仕事をしていますか?(外来+病棟)
基本的には入院での未診断疾患の精査や定期検査を担当しますが、週に2回神経外来も担当しています。
また、小児科学会や小児神経学会、神経地方会などで発表したり、論文執筆や臨床研究なども行っています。
4. どんな疾患を診ていますか?
てんかん、West症候群、けいれん重積状態や脳炎脳症など救急疾患、脊髄性筋萎縮症、神経筋疾患、末梢神経障害、神経変性疾患、代謝性疾患、脱髄性疾患、脳血管障害、頭部外傷・脳腫瘍術後後遺症、重症心身障害児の日常管理と急性増悪時、知的発達障害や運動発達遅滞、Rett症候群、神経発達症(発達障害)などです。
5. 久留米大学小児科のアピールポイント何ですか?
人がたくさんいるところです。各グループの専門の先生にいつでもご相談できることや、悩んだ時にいろんな人に相談できます。また、それぞれの立場やモチベーションに合わせた働き方が出来る医局だと思います。
2019-06-18
1. 専門グループは何ですか?
新生児グループです。
2. そのグループに入ったきっかけは?
大学1年生の時に医学実習の一貫でNICUセンターをほんの一瞬でしたが見学させてもらいました。その時に保育器の中にいる小さな赤ちゃんたちからとても大きな生命力を感じ、直感的に「助けたい」という思いが湧き上がったのが衝撃的な体験であり、それが新生児に興味を持ったきっかけです。診療の中で産科、小児外科、眼科などの先生との関わりが強く、他科との交流が多いのも魅力的に感じました。様々な専門の先生方と働く中でいくつかのグループに魅力を感じましたが、最終的には新生児を専門にすることに決めました。
3. どのようなお仕事をしていますか?(外来+病棟)
病棟(センター):新生児なので主に1か月未満の赤ちゃんに対する治療を行っています。また、様々な社会背景があるため赤ちゃんそしてご家族が安心して帰れるための準備をしていくのも大事な仕事です。ICU系なので勤務時間に比較的メリハリがあるのが良いところでもあります。朝と夕の2度回診を行い情報共有することで夜は当直の先生に任せることができ、休日もしっかり休めます。
外来: NICUセンターを退院した子達の発育発達フォローが中心です。特に未熟児として生まれた子達は発育発達のフォローが必要であり、長〜いお付き合いになります。歩くことができるようになり、言葉がしゃべれるようになっていくのを一緒にみていけるのはとても嬉しく感じます。
4. どんな疾患を診ていますか?
早産・低出生体重児をはじめ、先天性心疾患、消化管閉鎖や横隔膜ヘルニアなどの小児外科疾患、染色体異常(21トリソミー、18トリソミーなど)、代謝性疾患などなど・・・。とにかく1か月未満の赤ちゃんにおける病気であればなんでも診ます。
5. 久留米大学小児科のアピールポイント何ですか?
僕は神奈川県の出身で大学卒業後、研修医終了後に地元に帰るタイミングはありましたが、久留米をはじめ九州全体から感じる人柄の良さ、そして当小児科の雰囲気の良さ、から働きやすい環境だと思い久留米に残りました。やはり多種多様な専門グループがあるのが魅力だと思います。新生児グループは生後1か月未満の赤ちゃんの病気であればなんでも診ます。その中でその病気に合わせて様々なグループに相談できてアドバイスをもらえる環境はとても助かっています。
小児科は大変なところは大変ですがとっても夢のある科です。こどものために一緒に楽しくお仕事してくれる方お待ちしてま〜す!!
2019-06-14
1. 専門グループは何ですか?
消化器肝臓グループです。
2. そのグループに入ったきっかけは?
腹痛、嘔吐、下痢などのcommon症状から炎症性腸疾患や肝・胆汁うっ滞疾患などの専門疾患まで診療することができ、さらにエコーや内視鏡などの手技も身につけることができる点です。
3. どのようなお仕事をしていますか?
腹部超音波、消化管造影、上・下部内視鏡検査、カプセル内視鏡、肝生検などがあります。
4. どんな疾患を診ていますか?
炎症性腸疾患、胃十二指腸潰瘍、腸管ポリープ、機能性消化管疾患、難治性下痢症、Wilson病、肝炎、膵炎などです。
5. 久留米大学小児科のアピールポイント何ですか?
臨床・研究と両方の経験をできることです。
2019-06-11
1. 専門グループは何ですか?
血液グループです。
2. そのグループに入ったきっかけは?
自分が小児期に血液腫瘍になったため、病気に興味があったからです。
3. どのようなお仕事をしていますか?(外来+病棟)
病棟に平均15~20人患者さんが入院しているので、基本的に病棟に張り付いています。
化学療法の入力、髄液検査や骨髄検査のような検査、PICC挿入などの手技全般請け負っています。
週1回木曜日が外来日なので、その日は外来診察もしています。
4. どんな疾患を診ていますか?
入院では白血病、悪性リンパ腫、ITPなどの血液疾患、横紋筋肉腫、肝芽腫、神経芽腫、卵巣腫瘍、脳腫瘍などの固形腫瘍
その他外来中心では乳児血管腫、球状赤血球症、血小板増多症など様々診ています。
5. 久留米大学小児科のアピールポイント何ですか?
医療圏が広いため、様々な疾患を診ることができます。
血液疾患の症例数は全国でもかなり上位であり、疾患の勉強に関して困ることはないと思います。
血液グループでは髄液検査、骨髄検査、PICC挿入などは担当医と一緒に行い手技を覚えてもらうようにしています。手技をたくさん覚えることができるので、将来どの分野に進んでも技術を生かせます。
血液分野に興味があれば専門学会に参加してもらったりしています。
2019-06-07
1. 専門グループは何ですか?
代謝・遺伝グループです。
2. そのグループに入ったきっかけは?
レジデントの頃に胃腸炎後の低血糖で亡くなった症例を経験し、先天代謝異常症を知っておく必要があると実感したために、代謝を専門的に学びました。その後、福岡で働くにあたり、福岡で代謝をするなら久留米!なので、久留米の医局に入局しました。
3. どのようなお仕事をしていますか?(外来+病棟)
主に外来。代謝の外来と遺伝カウンセリングの外来が多いです。
病棟では、調子が悪くなった場合の緊急入院や精査の際に入院の子たちの管理を行います。
4. どんな疾患を診ていますか?
先天代謝異常症全般。特にアミノ酸代謝異常症や有機酸代謝異常症が多いです。
あとは、体重増加不良の児や奇形症候群なども多いです。
遺伝外来では、小児疾患だけではなく、成人発症のもの、出生前診断やがんの遺伝子など多岐に渡っています。最近は遺伝子検査を行われることが多く、重要性が増しています。
5. 久留米大学小児科のアピールポイント何ですか?
グループがたくさんあり、色々な分野の専門家が身近にいて相談することができます。もし、先天代謝異常症や遺伝に興味があれば、九州内で専門的にやっているところは少ないので、是非オススメです。