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2016-04-29
2月7日、東京で第16回日本小児IBD研究会が開催されました。
座長
栁忠宏先生(飯塚病院):セッションⅡ クローン病
口演
水落建輝助教
「当院における早期発症炎症性腸疾患の臨床像と遺伝学的背景」
髙木祐吾助教
「サイトメガロウイルス感染を合併した難治性潰瘍性大腸炎の1小児例」
IBDとは、Inflammatory Bowel Diseaseの略で、潰瘍性大腸炎とクローン病の2つに分けられる炎症性腸疾患のことです。欧米に多い疾患と言われていましたが、ここ20年で日本では急速に患者数が増加し、現在は22万人、患者総数ではアメリカに次いで世界で2番目にIBDが多い国になりました。久留米大学小児科消化器グループは、九州・中国・四国地方の中で、最も多くの小児(15歳以下)IBD診療経験があります。その臨床経験を踏まえて、難治例の症例報告、最近トピックの早期発症IBDのまとめ、以上の2演題を発表しました。