HOME / NEWS 新着情報
2017-08-30
8月14〜19日、久留米市で2017くるめサマー・トリートメント・プログラム(くるめSTP)が開催されました。
山下裕史朗教授を主導とした、ADHD児のための夏期治療プログラム(くるめサマー・トリートメント・プログラム:くるめ STP)です。
本プログラムはNPO法人くるめSTPとくるめSTP実行委員会が主催し、久留米大学医学部小児科、同看護学科、福岡県臨床心理士会、久留米市教育委員会に所属するスタッフ及び学生 ボランティアの協力のもとで運営されています。
今回は、ADHDのある12名の児童が参加し、全員が目標を達成し、最終日のお楽しみ会に参加することができました。これまでにSTPに参加した児童は303名に達しました。支えてくれている多くの方々に感謝します。
2017-08-28
8月15〜19日、久留米市で1型糖尿病サマーキャンプ(ブルースカイキャンプ)が開催されました。
糖尿病サマーキャンプは、1型糖尿病の子どもたちが自然の中での集団生活を通して、糖尿病治療に必要な知識や技術を身につけるとともに、同じ病気で頑張っている友達を作る場として全国で開催されています。主催は当院内分泌代謝内科ですが、毎年当科の内分泌グループが参加しています。
例年ジュニアレジデントの先生たちにも参加してもらい、今年は上杉達先生、井手水紀先生、清松光貴先生が参加してくれました。期間中には花火、キャンプファイヤーなどもあり、子どもたちも楽しいひと時を過ごせたようです。
2017-08-23
8月24日(木)、TNCテレビ西日本の「夕方のニュース」「みんなのニュース」で、18時14分~19時00分の間に当科小児循環器グループが紹介されます。
須田憲治教授率いる小児循環器グループは、日本屈指の小児系心臓カテーテル治療を行っています。
皆さま、ぜひご覧ください。
2017-08-21
8月20日、久留米市で第65回九州学校保健学会が開催されました。山下裕史朗教授の会長講演「ADHDの包括的治療を求めて:くるめSTP12年の実践」に続き、教育ジャーナリストの品川裕香さんによる特別講演「将来自立して参加せきる大人に育てるために」、午後は「児童生徒の困った行動にどう対応するか?」というテーマでさまざまな分野で活躍中の4名のエキスパートにお話いただき、品川裕香さんをまじえてディスカッションしました。総勢193名の参加がありました。
◇会長講演
山下裕史朗教授
◇口演
永光信一郎准教授
2017-08-14
7月15〜21日、スペイン・バルセロナで第7回World Congress of Pediatric Cardiology & Cardiac Surgery(世界小児循環器学会)が開催されました。
◇ポスター
須田憲治教授、前野泰樹准教授、籠手田雄介助教、鍵山慶之助教
7月15日、pre-congressで一日勉強漬け。7月16日から学術集会が始まり、勉強および研究発表を行ってきました。この学会は4年に1回のみの開催で、世界中の小児循環器医と小児心臓外科医が集まり、この4年のトピックスが集結したシンポジウムやレクチャーが目白押しです。またこの分野での大御所的著名な医師が集結するため、直接話を聞ける機会を持てるのも魅力です。さらに、留学中の上司や友人・知人との再会も大きな楽しみの一つです。
ここで驚かされたのが鍵山慶之助教の英語力でした。学会場でも私たちが話している知人などに積極的に英語で話しかけ、全く普通に楽しく会話をしていました。本当に驚かされました。
もう一つ学会の楽しみはもちろん観光。学会開催中に観光とは、との考えもあるかと思いますが、その国の文化を学ぶのは、医学者として一つの重要な勉強でもあります。バルセロナ周辺の歴史的街モンセラートに半日使って行きましたが、一生記憶に残る財産となりました。そして学会終了後の夕方に皆で行ったのが、建築開始からすでに90年以上経過しているサグラダファミリア。外観ももちろん見事ですが、聖堂の中は、凡人には全く一片の想像すら及ばなかった芸術的装飾で、ただただ感動しっぱなしでした。2026年に完成予定、とのことでしたので、その時はまた訪れたいと思います。
今回も多くの意味で深い収穫のあった国際学会出席でした。